刀剣樋彫師 雅平の日記

日本刀の職人の端くれ日記 mail:inazumapopo@yahoo.co.jp

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雷様とアマゴ釣り

竿に仕掛けを付けていると川下の上空が雲まるけ。 ヤバいなあと思っていると、ゴロゴロゴロゴロ。 とりあえず、昼飯をたべる。 トロロ蕎麦をかきこんで、さあ、なんとか良かろうと釣りをする。 今日は、かかり悪いなあ。 ふと、川上を見ると上空の空は真っ黒…

お客さんの仕事

刀を振ったとき音がよくなるようにと樋彫りの依頼があった。 仕上げて納めると、お客さんから連絡があった。確かに刀を振り下ろすと音がよく聞こえていいが、ちょっと彫りすぎてはないかと言われた。 刀はゴルフのクラブとは違って魂があってそれを感じたら…

ビールのおまけ

今日は酒屋にビールを買いに行くとティッシュが5箱オマケで付いてきた。 丁度ティッシュをそろそろ買いに行かねばと思ってた時なので嬉しくて思わず、ありがとうございます。と店員に満面の笑みを浮かべて言った。 だが、家に帰ってよく考えると十分儲かっ…

令和、初鮎釣り!

川浦川にて令和初の鮎釣りをする。 故郷の川也。 ただ、日釣り2500円とおとり代1000円は貧乏職人にはこたえるのである。 ファミマのおにぎりとラ-メンを川で食べるのも釣りの楽しみの一つなり。 それにしても、川に居る時は至福の時なのである。 釣り糸を垂…

おとっつぁんの三回忌

今日は、父親の三回忌を今回はおふくろ、妹夫婦、甥二人、叔母の七人で行った。 お寺の沙羅は蕾であった。 玄関に何個かの鉢に蓮とメダカが泳いでいた。 内陣には祖父や曾祖父らの名前が書いてあったりして暫く眺めていた。 おっさまが水曜日の日のこの寺で…

飲みに行く

久しぶりにツレと飲みに行く。 52歳で孫ができたとのこと。 孫ができる年代になったかと思うとなんとなくお互いの若いころからのことが思い浮かんできた。 遠くまで旅にきてるような気がした。

樋の磨き

彫りが済んだら今度は樋の中の研磨に入る。 ヤスリや荒砥で樋の中をならしていき、徐々に細かい目のもので順番に綺麗にしていく。 段階が進むと荒い目が目立ってくるので、またそこまで戻ってやり直しをしながら仕上げていく。 研磨の道具も様々で自分がやり…

お墓の草刈り

今日は午前中、お墓の草刈りに行った。 田舎の山の中にあるので少しほおっておくと草木も生えるので月に一度は行くのである。 おふくろは、お墓まで登るだけでも大儀そうだ。 途中の六地蔵さんに挨拶をしてもうひといき登ると一族先祖のお墓がある。 6月のは…

樋彫り(刀の溝彫り)

おおかた、樋を彫る。 昔はそのもの溝(こう)と言ってたようである。 以前、一般の方に解りやすいようにあえて刀の溝と言ったら樋と言うんですよと教えられたことがあるが、実は溝という言い方も正しいのである。 樋彫りは鏟という道具や丸い砥石を回してその…

竹原川から益田川へ

本日の釣果はアマゴ11匹。 天候は曇り空、気温21℃。 根掛かり4回。 蕎麦を持参するも割り箸を忘れたことを思いだしコンビニに向かう。 夏仕様の服装で水に濡れてもすぐ乾くズボンを履いて水に浸かるがやはり水がやけに冷たく身震いをする。 帰り際に黒い獣が…