刀剣樋彫師 雅平の日記

日本刀の職人の端くれ日記 mail:inazumapopo@yahoo.co.jp

あいちトリエンナーレ2019

あいちトリエンナーレ2019。

この催しの展示物中に特攻隊員さんの寄せ書きなどを集めて「間抜けな日本人の墓」というモノがある。

これを芸術という一部のマスコミ、一部の政治家、一部の新聞社、一部の自称芸術家、一部のタレント、一部の学者、一部の国民等々・・・

特攻隊員さんが今、もしおられたら、きっと、こんな子孫たちの為に命を捨てたのかと、確かに俺たちは間抜けだったと怒りを通り越して苦笑いされてるかと思う。

特攻隊員さんたちの親御さんやご遺族の方たちがあの寄せ書きの中に我が子、我が父、我が祖父、我が兄弟、我が叔父等らが記したのだとわかったらきっと魂が潰される思いだろうと思う。

表現の自由は結構だが人の心を踏みにじり傷つけるものにまで公金を使われるようになったら世も末だ。

どうして、いい大人や先生と呼ばれてる方々が芸術の区別もつかず公金を使っても良いものとダメなものの区別もわからないのだろう。

自分の作品に国はなぜ援助しないのかというこの芸術家さんらのあつかましさと恥のかけらもない精神はこちらが顔が赤くなるほど恥ずかしい。

職人の自分は依頼された仕事が仕上がっても気にいって貰えるかなあとか思いながらお客さんにできたものを渡して頭下げながらお金を頂くけれども、この人等は気に入ろうが気に入らまいが誰も頼みもせんのに勝手に作ってお金をせびってほんと別世界の人のようだ。

あと昭和天皇のお写真を燃やして足で踏む映像も展示されてたようだが、ちょっとこれを作品として出した人は病院で検査をおすすめしたいと思う。